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温泉神社(下呂市)概要: 温泉神社の創建は昭和63年(1988)、下呂温泉の繁栄を祈願して出羽三山(山形県鶴岡市)の1つ湯殿山神社の分霊を勧請されたのが始まりとされます。湯殿山神社は出羽三山の奥之院として信仰されていまが所謂、本殿、拝殿といった社殿が存在せず御神体として山頂付近にある赤色化した巨石がその対象となり「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒められてきた聖域でした。特にその巨石の頂部からは温泉が湧き出ていたことから、温泉神と捉える信者も多く温泉地に分霊を勧請した例も多く見受けられます(秋保温泉:宮城県仙台市・野沢温泉:長野県野沢温泉村・湯西川温泉:栃木県日光市等)。湯殿山神社は主に東北や関東地方など東日本で信仰されていた為、西日本で祭られるのは極めて珍しいとされます。社殿はビルの一角に位置し一間社流造、銅板葺。毎年10月上旬には例大祭が行われます。
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温泉神社 |
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下呂温泉:周辺・観光・歴史・写真 |
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